Sidrÿac Borgh=Racair Mauchの私家版アーヴ語辞書
この辞書について
凡例
A
B
Bh
C
D
E
F
G
H
I
L
M
N
O
P
R
S
T
U
Y
Z
Namazu で検索する(試験運用中)
- ga
- 【名】(数の)八。【形】 八の。Ga Feicec 八王国。[jp. や(八)]
- *-ga
- 《接尾》あるものに関係する大規模な場所あるいは装置を示す。glagac 旗艦。*snaisaibgac 防御磁場発生装置。[jp. や(屋)]
- gac
- 【名】建物。[jp. や]
- *gacth
- 【名】家〔地上世界の施設も含む〕。[ref. jp. やかた]
- Ga Faicec
- 【連語】八王国。帝国を構成する八の地域単位。→ faicec
- Gaftnochec
- 【名】八頸竜。
- 〔古代神話〕蛇に似た幻獣。アブリアルの弟によって倒されたとされる。
- 皇族アブリアル氏族の家紋。また帝国国章。
[jp. ヤマタノヲロチ]
- gahorh
- 【名】艦船および城館において中枢となる区画。艦橋。(城館における当主の)執務室。[jp. やぐら]
- gahoriac
- 【名】gahorh に勤務する者。艦橋要員。[↑+ iac]
- gaicec
- 【名】商館。交易のために、領主が領国以外におく施設。üass gaicer 商館長。[jp. やけ(家屋敷)]
- gaimh
- 【名】くらやみ。[jp. やみ]
- gainh
- 【名】合成樹脂。[jp. やに]
- gairh
- 【名】突撃艦。[jp. やり]
- *gaïritec
- 【名】医者。軍医; 軍医科〔星界軍の術科の一〕。[jp. いやして]
- gaïritesac
- 【名】病院。[↑+ jp. か(処; 場所の意を現わす接尾辞)]
- gairsath
- 【名】流儀。振舞い方。[jp. やる(遣る) + sath]
- *Ga Larth
- 【連語】八王。
- 〔古代神話〕アブリアルとその弟から生じた神々〔スキール・イリーシュ・ラスィース・ウェスコー・バルケー・バルクゼーデ・スュルグゼーデ・クリューヴの八柱〕。
- 八王家の当主。
- Ga Lartïéc
- 【連語】八王家。皇族を構成する八つの王家〔古代神話の八王の名に由来する〕。
- gamh
- 【名】山。山岳。[jp. やま]
- gamlymh
- 【名】〔古代神話〕山の神。山岳を司どる土着の神。[jp. やまつみ]
- gana
- 【形】第八の; 八等の。baiss - 第八埠頭。[ga(八)]
- ganonn
- 【名】八番目のもの。第八のもの。[gana]
- gapi
- 【副】やはり。[ref. jp. やっぱ(り) < やはり]
- gapotiac
- 【名】家宰。家臣の長。[jp. や + もつ + iac]
- gare
- 【動】やる。行う。[jp. やる]
- gariac
- 【名】飛翔科。空間戦闘および操艦・通信等の業務に携わる星界軍の術科。[*gare + iac. *gare には jp. やり(槍; gairh の語源)と jp. や・る(遣る=乗り物を動かす)の二説がある]
- gareurec
- 【名】組合。会社。一定の目的および利益追及のために組織された民間の集団。[jp. やしろ]
- garich
- 【名】軌道城館。城館; ある貴族専用の恒久的な居室。[jp. やしき]
- gass
- 【名】民家。[jp. や(家)]
- Gatharsec
- 【名】金色烏。
- 〔古代神話〕アブリアルの子孫に遠征中勝利を与えたとされる金色の烏。一説には鳶。
- スポール氏族の家紋。
[jp. ヤタガラス〔巨大な烏の意。本来は同じ伝説中、道案内を務める別の鳥の名〕]
- gaudec
- 【名】店; 旅亭。〔店の名前として〕〜亭。Gaudec Fimdeucer 海猫亭。[jp. やど]
- gaulocoth
- 【名】変身。変装。[ref. jp. やつ・す]
- gaumdacha
- 【形】無理もない、やむをえない。[jp. やむなし]
- gausme
- 【動】休む。休息する; 就寝する。far simh a gausmlér. 我が主君は休んでいる。[jp. やすむ]
- gereuc
- 【名】星。恒星。Carsarh Gereulacr 星たちの眷属〔アーヴ種族の美称〕。流星は cothec、惑星は nahainec。
- *gersiac
- 【名】特許状。rüé - 帝国特許状〔移民目的以外の星間移動を(領民の?)団体に許可する等、帝国法の定めを越えた特権を付与する免許状〕。[jp. ゆるす + iac]
- *ghaim
- 【副】今。今や。[jp. いま]
- ghami
- 【副】今。現在。[jp. いま]
- ghasiac
- 【名】治療艦。医療のための特殊艦艇。[jp. いやす + iac]
- ghocme
- 【動】育てる。[jp. はぐくむ]
- ghé
- 【感】否定の返事。いいえ。D'a userélé? -- Ghé, saucele. あなたは移民ですか? -- いいえ、船員です。[jp. いいえ]
- ghédairh
- 【名】家風。それぞれの家系に固有な流儀。[jp. いへ + なり(=傾向)]
- *ghuta
- 【動】戦争の。軍事の。[ref. jp. いくさ]
- *glabaüriac
- 【名】〔司令部の〕直轄艦。[jp. はたまわり + iac]
- glagac
- 【名】旗艦。[jp. はた + や(家)?]
- glaharérh
- 【名】司令長官。[jp. はたがしら]
- Glaharérh Rüé Byrer
- 【連語】帝国艦隊司令長官。かつては皇帝が、現在は皇太子(女)が兼職する戦闘部門の最高位〔この職に推されることはただちに立太子を意味する〕。
- glaharéribach
- 【名】司令座。司令部における司令長官の席。[glaharérh + jp. おまし(=貴人の席)]
- *glaicec
- 【名】水耕農園。[jp. はたけ]
- glairh
- 【名】歴史。[ref. jp. かたり]
- *glamsaïhoth
- 【名】紋章授与式。艦隊もしくは分艦隊に皇帝もしくは勅使が紋章を授ける儀式。[glac + jp. むかえる + hoth]
- gloec
- 【名】
- 人類。Frybarec Gloer gor Bari アーヴによる人類帝国。
- 不定の人。ある人。(数詞とともに)〜人。
[jp. ひと]
- gloegecoth
- 【名】展開。[jp. ひろげ(る) + coth]
- gnac
- 【名】花; (花のように)華やかな人、華やかな物。[jp. はな]
- gnafass
- 【名】花押。署名に使う記号。[gnac + jp. おす?]
- gnana
- 【形】華やかな。[gnac]
- gnate
- 【動】発射する。砲撃する。撃つ。[jp. はなつ]
- gnauc
- 【名】プラズマ。[jp. ゆら(擬態語。霧などが立ちのぼるさま)]
- gobe
- 【動】呼ぶ。 - gloel dat. te. 人を〔dat.と〕呼ぶ。[jp. よぶ]
- gobhoth
- 【名】読書。[jp. よむ +hoth]
- goc
- 【名】
- 時代。Goc Ramgocototr 空間放浪時代。
- 時空。gor ptarhoth 時空融合。
[jp. よ(世)]
- goemh
- 【名】地獄。罪人が死後赴くとされる苦痛に満ちた世界。Bar Goemh アーヴの地獄〔アーヴに不当な死をもたらした者に刑罰を与える施設。死よりおぞましい苦痛が与えられるといわれるが不詳〕。[jp. よみ(黄泉)]
- goer
- 【後】〜より。比較対象を示す。Sor gacte a ceurena ane goer far gacte raica. この家は私の前の家より広い。
- goïc
- 【名】ある特定の作業を前にした待機時間。休業時間; 宵。[jp. よい]
- golciac
- 【名】後継者。家を継承する者。[jp. よつぎ + iac]
- gona
- 【形】第四の。四番目の; 四等の。sach - 四等従士。[ref. jp. よ(四)]
- goneudoc
- 【名】家政室家士。家政室にあって、城館の管理・状態監視に当たる家臣。alm- 家政室主任家士。[jp. よりうど]
- *gonoec
- 【名】与圧服。[jp. よろい]
- gor1
- 【後】(dat.支配?)〜による。Frybarec Gloer gor Bari アーヴによる人類帝国。[jp. よる]
- gor2
- goc の生格。
- gora
- 【形】装甲された。usüiac - 装甲浮揚車。[jp. よろ・ふ]
- gorec
- 【名】作業開始時刻後; 夜。[jp. よる]
- gorïabh
- 【名】離着甲板。宇宙船内で小型艦艇が発着するための区画。[ref. jp. よりあふ]
- goro
- 【名】(不変化)四十。[jp. よそ]
- gorraich
- 【名】寄港先。[jp. よる + jp. さき]
- gorsfe
- 【動】喜ぶ。[ref. jp. よろこぶ]
- gosc
- 【感】歓迎のあいさつ。ようこそ。[jp. ようこそ]
- gosno(c)
- 【品詞不明】(【感】または【名】)異状なし。[jp. ようそろ]
- gosucec
- 【名】家臣。あるアーヴの家に仕える使用人〔多くは地上出身者〕。[jp. やつこ]
- gosuclach
- 【名】家臣団。ある家に仕える家臣の集団。[↑+ lach]
- gréc
- 【名】箸。アーヴが用いる食事用の道具。[jp. はし]
- greuc
- 【名】指揮杖。Rüé 皇帝杖〔帝権の象徴〕。[ref. jp. はせつかひ=べ(杖部)]
- groc
- 【副】はるか。たいそう。[jp. はるか]
- gucci
- 【副】ゆっくり。[ref. jp. ゆっくり]
- gusath
- 【名】浴裙。[jp. ゆかた]
- guhaicec
- 【名】制御籠手。[jp. ゆがけ]
- gurse
- 【動】許す。Gursé. すみません、ごめんなさい。[jp. ゆるす]
- gurssoth
- 【名】許可。gurssoth far simr 我が主君の許可。[gurse + soth]
- *guzasec
- 【名】灌水浴。chicrh guzaser 潅水浴室。[jp. ゆだち]
- *gybh
- 【名】指。[jp. ゆび]
- gycec
- 【名】晩餐。[jp. ゆふ + jp. け < jp. ゆふげ、から逆推か]
- *gymec
- 【名】夢。幻想。[jp. ゆめ]
- gymehynh
- 【名】夢の国; 幻想園。娯楽施設の一種。[↑+ hynh]
- gymh
- 【名】弓。[jp. ゆみ]
- *gyr-ec/h
- 【名】百合。[jp. ゆり]
- *gyrsaugec
- 【名】揺り籠。Gyrsaugec Frybarar 帝国の揺籃〔Lacmhacar の美称〕。[jp. ゆりかご]
- *harh
- 【名】船体。〔構造物としての〕船。faziac harr 造船技師; 造船科〔星界軍の術科の一〕。[jp. から(殻、骸)]
- -hasairh
- 《接尾》「〜係」の意〔語幹との子音融合については -hoth の項の記述を参照せよ〕。[jp. -がかり < jp. かかり]
- *hasse
- 【動】探査する。未調査の門を開いて、通常宇宙側の調査を行う。[ref. jp. かへす(孵す)]
- *hassiac
- 【名】探査屋。非航路帯の門の探査を生業とする人。[↑+ iac]
- *hassudoc
- 【名】探査家。非航路帯の門の探査を趣味として行う人。[*hasse + udoc]
- hata
- 【形】固い; 手堅い。堅実な。[jp. かた・し]
- *hauri
- 【副】簡単に。[jp. かるい]
- hirh
- 【名】星霧。星間物質。[jp. きり]
- hoce
- 【動】動く。[jp. うごく]
- hocésa
- 【形】動きやすい。[hoca + ésa]
- *hochoth
- 【名】動向。運動。[hoce + hoth]
- hocsath
- 【名】機雷。→ satyth gor hoca. [hoce + sath]
- hocsathasairh
- 【名】機雷担当。tlaciac hocsathasairr 機雷担当砲術士。[↑+ hasairh]
- hocsatïocss
- 【名】機雷戦。時空機動爆雷による攻撃を主体とする戦闘。[hocsath + ïocss]
- *hociac
- 【名】動くもの。[*hoce + iac]
- *hora
- 【形】おごった。傲慢な。倨傲な。- rorite élaséta 傲慢にして無謀。[jp. おごる]
- *hor-ec/h
- 【名】船艙。貨物室。[jp. くら]
- horh
- 【名】場所; 区画。[jp. かた]
- -hoth
- 《接尾》 名詞化語尾。動詞幹に付いて、動作そのもの、また、動作を行うこと、他の自立詞の語幹についてそれに関係した一連の動作を行うことを意味する。〔f の後で -foth、l の後で -loth、-s の後で -soth、-z の後で -zoth、その他の音の後で -hoth の形を取る。〕[jp. -ごと < jp. こと(=事柄、状態)]
- -hynh
- 《接尾》 「国」の意。Parhynh 薔薇の国(星系名); (伯爵以上が封じられた)「邦国」の意。Nimhynh Laitpanr レトパーニュ大公国。[jp. くに]
- -iac
- [発音は -ïa と同じ]《接尾》 名詞化語尾。--する者、する物。
- ïac
- 【名】絵画、映像; 図表、表示図。- hoca 映画。- fadr 平面宇宙図。[jp. ゑ(絵)]
- *-ïach
- 《接尾》〜府。上級行政機関を意味する。Üalodïach 統帥府。Bauchimïach 宰相府。[jp. やけ(宅 =家屋敷)]
- ïadbyrec
- 【名】分艦隊。艦隊を構成する単位。[↓+ byrec]
- ïadh
- 【名】
- (木の)枝。Ïadh syroegna le *clasbyrh 銀の枝と蝸牛〔ソスィエ氏族の家紋〕。
- 分かれたもの。分割されたもの。
[jp. えだ]
- ïanh
- 【名】人工子宮。[jp. えな]
- *ïapér-ec/h
- 【名】光源弾倉。clanh 用の弾薬。[jp. えびら]
- *ïarbe
- 【動】選ぶ。選抜する。[jp. えらぶ]
- ïarbhoth
- 【名】選抜。選ぶこと。[↑+ hoth]
- ïare
- 【動】手にいれる。得る。[jp. える < う]
- ïarlucec
- 【名】公子。爵位の一。男性の称号。
- 領主の男子の称号。親の爵位と共に用いる。lonh ïarlucer dreur 伯爵公子閣下。
- 最下級の世襲爵位。男爵の下〔領地を持たない〕。
〔類〕ïarlumec [jp. いらつこ]
- ïarlumec
- 【名】公女。爵位の一。女性の称号。
- 領主の女子の称号。親の爵位と共に用いる。lonh ïarlumer laicerr 公爵公女閣下。
- 最下級の世襲爵位。男爵の下〔領地を持たない〕。
〔類〕ïarlucec [jp. いらつめ]
- ïazriac
- 【名】移動壇。[jp. いざる + iac]
- icare
- 【動】主張する。[jp. いひはる]
- *ïcloca
- 【形】幾つかの。[jp. いくつか]
- *idarh
- 【名】儀杖兵。sach idarr 儀杖従士。[jp. ゐなり]
- idoch
- 【名】命。生命。[jp. いのち]
- ïérhoth
- 【名】入れること。投入。[jp. いれる + hoth]
- ilébh
- 【名】商店館。商店が集合した軌道上施設。[jp. いちば]
- ïére
- 【動】入れる。[ref. jp. いれる]
- ilumeni
- 【副】いつも。[ref. jp. いつも]
- ine
- 【動】必要とする。F'ine blozél. 私には資金が必要だ。[jp. い(要)る]
- inhoth
- 【名】需要。[↑+ hoth]
- inoth
- 【名】弟。[jp. いろと(同父母弟)]
- -ïocss
- 《接頭》《接尾》 「戦い」を意味する。hocsatïocss 機雷戦。[jp. いくさ]
- ïodh
- 【名】反物質燃料工場。恒星の周囲に設けた加速器によって反物質を生成する。[jp. いど]
- *ïogsdozbhoth
- 【名】臨戦態勢。戦闘に備えて各自持ち場に待機する態勢。事態の緊迫度に応じて数段階がある。[jp. いくさ + jp. のぞむ + hoth]
- ïomh
- 【名】想人; (- razaimena で) 妻(夫?)。[jp. いも]
- ïomh razaimena
- 【連語】妻、(夫?)〔原義は「定まった想人」〕。
- *ïotmsaic
- 【名】紡錘。- ryrdauüar 炭素結晶繊維紡錘。[jp. いとまき]
- irgymh
- 【名】電磁投射砲〔spytec を発射する〕。[jp. いしゆみ]
- isare
- 【動】怒る。[jp. いかる]
- isarhoth
- 【名】怒ること。怒り; 激情。[↑+ hoth]
- isadh
- 【名】輸送艦。[jp. いかだ]
- ise
- 【動】行く。[jp. いく]
- islycecoth
- 【名】贔屓。(商業施設に)頻繁に通うこと。[jp. いきつく(ける) + coth]
- *isure
- 【動】生きる。[jp. いきる]
- itymh
- 【名】(=tymh) 物質燃料採取基地。[jp. いずみ < いづみ]
- *ïuclairh
- 【名】〔疑問代名詞〕何人が。[jp. いくたり]
- ïucrabh
- 【名】戦場。[jp. いくさば]
- izomiac
- 【名】挑む者。挑戦者。[jp. いどむ + iac]
このペイジの冒頭に戻る
辞書の冒頭に戻る
前のペイジに戻る
次のペイジに進む
凡例を参照する
トップペイジに戻る
本辞書は森岡浩之著『星界の紋章』『星界の戦旗』および関連著作物に基づいてアーヴ語を再構成したものです。
このペイジ中の語源の再構成・語釈・文例、および文法についての情報は、すでに作者によって公にされた一部のものを除き、編者 Sidryac Borgh=Racair Mauch の独断と偏見によるものであり、『星界の紋章』の著者森岡浩之氏の一切関知するところではありません。御留意ください。
Most recent update: 3/31/2002
6/27/2000: ver 1.00 First Publification
3/31/2002: ver 1.90 search engine Namazu equipped.
This document is always under construction.
Copyright and
contact information is available.